2014年 7月 30日 水曜日 14:32:00 JST

ロシアへの道のり 〜ビザを取りにいく所から旅は始まっていた〜

モスクワでCOSPAR scientific assemblyなる学会が開催されます。

はやいもんで、明後日出発となりました。

というわけで久々の特集ページ(?)も玄関に用意したし(ある程度まとめて更新予定)、明日は出発直前で忙しいであろうことは目に見えているので「出発前」編を書いておきましょう。

「出発前」編、というより備忘録か?


ロシアに行くには「ビザ」が必要です。アメリカなら90日以内の滞在はビザ免除ですが、ロシアはそうもいきません。

というわけで、ビザの取得はお早めに。書類にもよりますが、申請から2週間後の受取なら無料で発行してくれます。

用意した書類は


それで、以下が若干特殊なのですが…

この最後の「印刷物」を作るときに、旅行確認書旅行会社が発行するバウチャーのコピーが必要なのです。

旅行確認書というのは、なんかこんな感じのもの

パスポートに書かれている氏名等の情報、渡航目的、ビザの種類、宿泊先などが書かれます。受入先の責任者の署名および社印がないといけないとのこと。

旅行会社が発行するバウチャーのコピーも似たようなことが書かれます。


じゃあ、自分でネットで宿探すとかシベリア鉄道車中泊とかどうすんねん、という話ですが。

ロシアの旅行会社に「まだ宿とか決めてないけど、自分で探すわ〜」と言って頼むと、「仮のバウチャー」を出してくれます。

「いちおう宿泊先はここで宿泊費も払ってますよ〜」て。いや、払ってないんですけど。

あくまでもビザを取るためのものですから。

建前上、外国人がどこにいる予定なのかは事前にはっきりさせておかねばならぬのです。

なんだか社会主義の残り香を感じますね、ごにょごにょ…


あ、JTBとかHISとかそういう旅行会社で「ロシアに行きたいんですけど〜!」って相談したらこの辺はほぼ全部やってくれるらしいです。この数行はいったい何だったのか(笑)


できあがった書類たちを、ロシア連邦総領事館(東京、函館、大阪、新潟のいずれか)に提出しにいきます。

時間にならないと開けてくれないので、その辺にいるお友達か警察官のおにいさん(!)と世間話でもして待ちます。

提出から受取まで標準で2週間の待ち時間がありますが、お金を積むと早めに作ってくれます。

強力な招待状でも早くあげてくれるみたいです。


さて、できあがったものがこちらになります(3分クッキングふうに)。

どうやら、これで入国できるようです。


さて、ポスターと荷物の準備をしないとなぁ。

@研究室




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