最近ふと思うこと。という言い方も変ではあるが。
世の中には、カシコイ人と、そうでない人がいる。この場合のカシコイというのは勿論、学力云々とかいうせせこましい話だけではなく、もっと色々な能力、すなわち想像力やら実行力やら如才なさやら、挙げ切れない・あるいはまだ知らない諸々の性質を持ち合わせている、という意味である。
ただ、同じ一人の人間を見ていても、その人が常にカシコい/カシコくない、かというと、そうでもないと思う。
明らかに精彩を欠いているときもあるだろうし、傍から見ていても非常に充実している感じが伝わってくるようなときもあるだろう。
そういうカシコサの振幅は、程度は人それぞれだとしても、やはりあるんじゃないだろうか、と思える。
だとすると、問題はというか要点は、その振幅をできるだけ+の方に大きくして-を小さくして、さらにできるだけ長い間、理想的には常に+であるようにする、ということだろうか。
でも、それはなかなか難しい気がする。たった20年やそこらしか生きてないが、それでも(だからこそ?)難しい、と思える。
個人的な話になってしまうが、自分のことを考えると、その振幅はどうやら今のところ、+には大したことはなのだが、−に割と大きいようである。
数直線に例えると、-5〜+5を一つの基準とするなら、いい時は+2〜3くらいでもわるい時に-10ぐらいまで下がってしまう気がする。
理想としては、常に+1〜2の間をキープしていたいものだが、そうは問屋が卸さないらしい。残念なことである。
今のところ、理想を実現させる魔法のような解決法は、見つかっていない。
あるいは、そんなものないのかも知れない。
ただ、BestよりBetterを目指していくしかないのかなぁ、と考えて自分を慰めるばかりである。
まぁ、戯言である。
Back
Home